さるを騙して竜宮城まで連れてきたかめですが、安心してほっと
したかめは、嬉しくなってしまい、本当のことを話してしまいます。
騙されたと知ったさるは、落ち着いて知恵をだして、お腹の中の
生き肝は、洗濯して木に干してあると言い、やっぱりさるも浜辺に
着くと、途端に今度はさるが逆立ちしたいほど嬉しくなってついつ
い騙したことを言ってしまいました。どちらも、最後まで慎重に
軽々しく話さなければ難を逃れたと思いました。
うっかり軽々しく話してしまうのは、いけないなあと思いました。
乙姫様が、さるの生き胆を飲まなくてもやがて元通りに元気にな
ってよかったです。裏表紙の嬉しい乙姫様とかめやさかなたちの
姿がよかったです。