タイトルが面白かったので、図書館で借りてみました。
ウクライナの民話を基に作られた紙芝居だそうです。
タイトルや表紙絵だけではそんな風には見えませんでしたが、「クリスマス」シーズンのおはなしの一つのようです。
悪魔が「月をポケットに入れて持って行っちゃう」という奇想天外な物語で、その後の展開も面白かったです。
紙芝居の画を担当されているのが山下勇三さんでした。ユニークな悪さをした悪魔をいい感じに描いてくれています。
この紙芝居を作ったのはNHK紙芝居センターで、学研が協力しているようです。今はNHKで「紙芝居」というのは聞かないので、なかなかお目にかかれない作品かもしれません。
面白いので、このまま埋もれているのにはもったいない気がします。
クリスマスシーズンになったら、小学校の高学年当たりの子どもたちに読んでみたいなと、思っています。