6歳の息子と読みました。
コンセプトがとっても面白い。
俯瞰的ないつもの昔話の桃太郎でなく、「桃太郎」本人の物語。
この本では、昔話より、少し怖がりな桃太郎でした。
「視点」を変えてもろもろ想像しながら本を読むことは、
いろんなことを考えるだけでなく、
日常の生活の上でも、とっても大切だと思います。
他人の気持ちを慮ったり、他の立場を想像してみたり。
そんな意味で、このコンセプトはとてもすばらしい。
息子も、このちょっと怖がりな、等身大の桃太郎に共感していました。
そして、イラスト。
すべて桃太郎の目からみたものなんですね。
このシリーズ、ほかのものも読んでみたいです。