ちょうど家族の死を迎えた我が家なのですが、この本は本当に死について考えさせられるなと思いました。人が亡くなるということ、生き物が亡くなるということ、生きていれば必ず限りが来てしまうということを静かに教えてくれる本だと思いました。
私の子供はまだ6歳ですが、それでも死について実際に家族の一人が亡くなったことである程度は分かっているようですが、それでも本当にみんなに起こることだとはまだ分かっていないようです。なのでこういう本を手にして一緒に死について知ることも大切だなと思いました。
生きている誰もが死んでしまって自分だけが生き残っているような世界は寂しくてつまらない、そんな事もこの本を通じて知ったような気がします。本当に生きていれば必ず死が最後にはやってくるので、本当はすごく怖いしすごく不安になってしまうのですが、だからこそ毎日を楽しく、そして幸せに生きること、そして精一杯生きることの大切さを考えさせられました。
子供と一緒に読んで死について考える事もできるし、これからどう生きていくかについて考えたりも出来ると思うのですごく子供にとっても大人にとっても素敵な本だと思いました。