絵が好きで 畑仕事もろくにしないおじいですが、おじいが子供にかいてあげた凧の絵を見ていると元気がでてくるのです
若殿のために凧を描いて欲しいと侍が頼みに来るが・・・・・
「まちの りっぱな 絵師にたのみなされと」追い払う(この下りは読んでいて さすがと思うのです)
ある時 むらに 地震がおそい 津波がくると分かると みんなはいち早く山へ逃げた(親父さんの知恵)
津波の被害が 多いだけに さすがこのようにして身を守ったんだと思いました。
むらの畑は海の水につかり 土がダメになる 自然の厳しさの中で生きていく村人の姿が いきいきと描かれていました、 ここでおじいは ふんどしに ナマズの絵を描くのです
子供たちは、このなまずの絵をもって 元気にかけまわります 不思議 不思議 天にのぼったなまずが 雨を降らせた・・・・
村をすくった おじいのなまず!!
村人はみんな 力を合わせて生きていたのですね
おじいは 田島行彦氏をモデルにしたのではと思うのですが・・・・
こどもたちにも よく分かるお話だと思います。
お話会で読んであげたい絵本です