食べると元気が保たれる金のりんごが毎年盗まれる。
犯人は金の鳥でした。
親思いの末息子ハサンが金の鳥をつかまえに旅に出ます。
次々に難題にぶつかりますが、
よき指南役となった灰色のおおかみとともに
困難を乗り越え・・。
ハサンの失敗もおおかみが広い心で見守り、
とてもかっこいい役どころでした。
意地悪をする登場人物も出てこず、皆が親思いのハサンに
感心するというのはなんだかとても安心感があるお話しだな
と思いました。
紺色のベースの背景に金色が引き立つ絵がきれいでしたよ。
図書館で借りたのですが、息子が珍しく
「本屋さんに売ってるかな?」と聞いてきました。
金・銀など光る色が好きな息子にすごくヒットしたようです。