幼い頃に読んだ数少ない絵本。リゼッテおばあちゃんと暮らしているたくさんの動物たちが、感謝の気持ちをこめて、おばあちゃんへのおたんじょうびのお祝を準備します。ケーキを焼いたり、お花をかざったり。そして、何よりも素晴らしい贈り物も用意して・・・。
フィッシャーの描く絵は、アニメのキャラクターのようなはっきりした線や色とはまったく異なり、一見すると落書きのような感じもします。でも、見れば見るほど引き込まれ、飽きずに何度も眺め、また物語も読み返してしまうのです。
2歳半の娘には早すぎるかもしれません。でも読んで聞かせました。その後も時々、読んでと言ってきます。内容をよく理解しているとは思えませんが、でもいい絵本は、きちんと娘の目と心にちゃんと届いているのでしょう。