幼稚園でバケツを作ってきたたろう君のお話です。
バケツを作ったたろう君は嬉しくて動物たちに見せに出掛けて行きます。
みんなに褒められて嬉しそうなたろう君。
こんな風にみんなに褒めてもらえるって、子どもにとって嬉しい体験の1つだと思いました。
そして、その素敵なバケツを貸して欲しいという動物たち。
「らんぼうにするなら かさないよ」という言葉から、大事なバケツだということがヒシヒシと伝わってきます。
でも、素直に貸してあげるたろう君って優しいですよね。
最後には、花瓶代わりになったバケツを眺めるたろう君や動物たちの表情が輝いて見えました。
大事な物を人に貸すことって、子どもは素直にできる時と、できない時があると思います。
でも、みんなに素敵だと褒めてもらえたことが、貸してあげようかなぁという気持ちにさせてくれるんでしょうね(笑)