バラルーシの昔話だそうです。
表紙の立ち姿の美しいねこに魅かれて、図書館で借りてきました。
内容は「欲張ってはいけない、必要なものを知る。」という教えのお話です。
まずしいおじいさんとおばあさんが明日のパンもなくなって
粉を買うために森の白樺を切ろうとする。するときんいろのねこが
現れて、「どうかきらないで。お礼にどんな願い事でもかなえます。」と。
昔話にありそうな展開でお話がすすみますが、ほのぼのとした絵のタッチと、白樺を切ろうとするときのおじいさんの姿の迫力とのギャップで
どんどん引き込まれます。
小学校の読み聞かせにもよさそうだなと思いました。