クラゲとほうき星が楽しく一夜をおしゃべりして過ごしました。ほうき星に、伝えたかった言葉「だいすき。きみが、だいすき。」が、こどもクラゲに、孫クラゲに、ひ孫クラゲに、やしゃごクラゲにと伝えられていきました。やがて、生き物は様々に姿をかえながら、いえなかった言葉を大事に伝えていきました。言葉は伝わっていくものの、長い時間の間に、いったい誰に言えばいいのかが抜け落ちてしまったのですが、クラゲがいえなかった「だいすき。きもが、だいすき。」と言う言葉は、ほうき星に伝えることが出来て、感動しました。誰にでも伝えたい言葉「だいすき。きみが、だいすき。」は、心から伝えたい言葉だなあと思いました。