表紙の感じや村上さんの絵の雰囲気からは想像できない重い内容です。
高学年以上でないと理解できないと思います。
こういう重いテーマだから、あえてこの表紙にされたのかもしれませんが、子どもたちにはどんな内容か想像のつくものにしてもらいたいですね。
そうでないと、ちゃんと伝えたいことが伝わらないと思います。
折角、とてもいい内容なのに残念です。
作者のとても深い思いを伝いたい気持ちがよく分かります。
動物の命が死んだ後も、無駄にはなっていない。
その命が奪った側の命の一部になっている。
共に生きているのだと伝わってきます。
村上さんの絵も素晴らしいので、違った形の絵本だったらと残念です。