娘はウーフのシリーズが大好きで、つい先日、幼稚園からこの絵本を借りてきました。
ウーフのお気に入りの青いズボンが、少しきつくなってきたので、お母さんが、そのズボンは友達の子どもにあげて、ウーフには新しい服を作ってくれると言います。だけど、ウーフにとっては、いろんな思い出をともにしてきた大事なズボンなので、まだまだ履いていたいのでした。
単なるズボンというより、相棒みたいなものなのでしょうね。
そんなウーフが、家を飛び出して、へびも服を脱ぐこと(脱皮)を知り、たけのこがたくさん皮を脱いで竹になることを知り、だんだんと気持ちが変化していったようです。
ウーフシリーズの絵本は、お話の流れが、子どもの気持ちとそれをとりまく出来事がとても自然に描かれていて、ウーフになりきってお話を聞いている子どもも、一緒に気持ちが寄りそっていけるのが、素晴らしいです。
最後には、新しい服をきたウーフが、とてもお兄さんらしく見えて、頼もしく感じました。