本当にいい絵本です。私がこどもの頃にも読みました。
こどもがいいな〜と思うものって、大人の感性とは違うものだったりして、面白いですよね。
だるまちゃんも、お友達のてんぐちゃんと、同じ物や格好にあこがれて、ほしくなってしまいます。
そのたびに、偉いのは、おうちのだるまどんが、数々の代物を用意するのですが、だるまちゃんは納得しません。
普通ならあきらめてしまいそう?なのですが、だるまちゃんがおうちにあるモノで、てんぐちゃんと似たような格好になっていくのが笑えます。
発想の転換?とても言うのでしょうか。だるまちゃんに感心してしまいます。
絵にレトロな感じを帯びながらも、時代の流れとともに、何十年後にも残ってほしい絵本のひとつです。
実在しない?でも、てんぐという名前は、言葉でもよく耳にしますよね。
4歳の娘も、興味津々で眺めていましたから、もうちょっと小さいお子さんでも読み聞かせてあげてほしいと思います。