雪が降った日に図書館で借りてきました。ちょっと懐かしい感じの山間に雪が降り始めた頃からずんずんと積もってしまうまでの一部始終が描かれています。雪国で暮らす様子や子供たちの遊び、使われている道具や雪国ならでは(雪語とでも言いましょうか)言葉がところどころに添えられているのも勉強になります。6歳の息子は、お母さんと子供たちが、雪が解けるよう温かい水が出るようにしてある町にお買い物に行くシーンが好きで、登場人物が買い物している様を絵で確認しながら指で押さえていました。楽しいばかりではない、雪国のご苦労もご家族の心配も丸ごと伝えられる素敵な冬の絵本の1冊でした。