大袈裟な話になりますが、現代社会は危険がいっぱいです。
危険な時ほど理性的な対応が必要です。
この絵本はそんなテーマではないのでしょうが、恐ろしい時に冷静な行動をとることを、
はりねずみのとうさん、かあさんが、ぼうやに教えているところが良いと思いました。
子どもたちは自分がはりねずみになった気持ちで、とうさんとかあさんに励まされじっと我慢するでしょう。
なかなかあきらめてくれないおおかみたち。
はらはらしながら読み進めます。
この絵本を読んだ後は、思わず小さな声になってしました。
寝る前やおはなし会の始まりにいいと思いました。