まず、表紙を開くと、美味しそうなカップケーキがいっぱい。どれを食べようかしらと、まずこのページで立ち止まります。「これとこれとこれ!」と欲張って次のページを開くと「だれかにきづいてもらいたいひとへ」のことばを読み、「私も気づいてもらいたーい!」と思いながら読み始めました。エリオットの気持ちがわかります。悲しくて何も目に入らなかったエリオットが、困っている小さなねずみを見つけたのは、どうしてでしょうか?きっと自分を見ているようだったのかな。ねずみを見つけたことはすごい事だと思います。なかなか見つけるのは難しいです。そして見つけたねずみを大切に思う気持ちも大事ですね。そう思った時、私は自分の家族を思い浮かべました。言葉は少ないのに色々なたくさんのを感じる絵本でした。