娘が4歳の頃に好きだった絵本です。娘は保育園で読んでもらったのがこの本との最初の出会い。私は娘から聞いて知りました。
小さくなって捨てられた黄色いクレヨン。まだまだみんなの役に立ちたいと旅に出ます。次々と出会う《使われなくなったモノ》たちを綺麗に彩り、蘇らせていきます。そして本当に小さく小さくなったクレヨンは、消えそうなお星さまを輝かせようと空へ・・・
この世に存在するすべてのモノには命があり、心があるんだと気づかされました。とても切なくなり、純粋に涙が出そうになりました。
この本で感じてほしいのは、モノを大切にとかそうゆうことではないと思います。命あるものが、命の最後までどう生きるか、自分の身を削ってでも助けたいものは何なのか、人の役に立つということはどうゆうことなのか・・・ 子供たちには難しいかもしれません。でも本当に大切なことだからこそ、絵本を通して【なにか】を感じてもらえたらと願っています。