ブラウンに近い色調の素朴な絵が古き良きアメリカの時代を
感じさせます。
ジョニー少年は近所の納屋に干してあるクマの毛皮がうらやましくて、
鉄砲を担いで森にクマ狩りに出かけます。
そこで出会ったのは愛らしいこぐま。
家に連れ帰ったその日からジョニーとこぐまは楽しい日々を過ごします。
でも、やがて大きくなるにつれ、こぐまは大きくなり、
作物などを荒らすようになるのです。
ジョニーと家族が選択した解決策は・・・。
アニメ「あらいぐまラスカル」を彷彿させます。
後半は切なくてハラハラします。
でも、素敵な解決策に安心して本を閉じることができます。
『大草原の小さな家』のローラの物語にもクマ狩りが出てきますが、
案外身近な動物なんですね。
それにしても、クマと友達のジョニー君ってすごいですね。
キーアイテムのかえでさとうのかたまり。
少し味見してみたいですね。