とっても 上品なシロクマさん 「いちご おとどけします」
いちごを想像する シロクマさんの ロマンチックなこと
清楚な絵が 心まで 清らかにしてくれそうな 絵本でした
赤くて つたつやしていて かわいい いちごが 一粒届きました
世界にたった一つの わたしのいちご
なんて ワクワクした シロクマさん
幸せって とっても 夢があるって シロクマさんが教えてくれました
そして 次の年 2粒のいちごが 届きました
おしゃれして 友達を呼んで いちご半分づつ いただくんです
なんて 上品なこと
それが・・・・ 毎年冬になると いちごが数がどんどん増えて届けられました
しかし シロクマさんは いちごのかずが 増えるほど、喜びが減っていくのです・・・・
なぜでしょう??
シロクマさんはね 「いちばんおいしかったのは?」
「とろけるような しあわせのあじ わたしのせかいいちの いちご。 ーーーー それは さいしょに たべた あの ひとつぶ」
幸せを感じるこころは こういうことなのだと思いました
ちょっと 優しく 深い絵本でした
大人向けの絵本ですね なんだか 恋する乙女のような そんな新鮮さを感じさせてくれました