なんとも親近感のわく絵本です。れいぞうこのおくのおく・・・確かに毎日は見れない場所。そして忘れやすい場所に置かれた食べ物たちの奮闘ぶりが描かれたストーリーです。このお話の主人公はチーズさん。頑張って最後方から地道に前へ前へと進んできます。途中プリンとゼリーの仲裁にも成功し、とうとう最後の難関!大物の次に順位をつけます・・・。
何とかママたちに気づいてもらえたチーズさん。頑張りましたー!冷蔵庫の中で寝かせているつもりなのに、こんなに頑張っている食べ物がいるんだと笑ってしまいました。子どもはプリンとゼリーがチーズさんの仲裁シーンで大爆笑。みんな表情がとてもかわいいです。
最初と最後に出てくる、れいぞうこの「ブーン」という音。たまにしますよね。この本を読んでから子どもが冷蔵庫の音に気づき、「ねえ、なんのおと?」としきりに聞くようになりました。うーん、うちは大丈夫・・・かな(多分)。
色々なシリーズがあれば、また読んでみたいです。