佐野先生の訃報を知り、図書館で未読の作品を捜していました。
この作品は絵のみの担当ですが、別役先生の文がとっても佐野先生の絵とマッチしていたので、借りてきました。
志賀直哉の「小僧の神様」を読んでいる息子の横で、「フフフフ・・・」と笑っていたら、奪われました。
「この人、猫の絵が多いね」なんて言いながら読んで、「ヒェ〜〜〜、コワッ!」
「凄い話だ。考えられないよ〜。」と大笑い。
小さい子には、少々刺激が強すぎるかもと、親子で意見が一致しました。
アンテパン温泉の評判を聞き、愛猫タガールを連れて行こうとするナガールさん。
温泉までの厳しく険しい道もなんのその、タガールを背負ってやっと着きました。
ところが、ついてビックリ“お弁当持参で来ること”の注意書きを読まずに来たものだから・・・。
あとは読んでのお楽しみということで。