キュートな色づかいと優しいタッチの絵に魅了されました。
どことなく、あのパウル・クレーの絵画にも通底しているような画風です。
ストーリーは一見軽めに思えて、ホントのところは、かなり奥深い。
「目の前にある現実を、少し角度を変えて眺めてみませんか? きっと、もっと明るくて楽しい生き方が見つかりますよ♪」
(全く見当違いかも知れませんが)この作品の著者はそんなメッセージを表現したかったのではないでしょうか。
愛娘はただただ「う×こ」で爆笑していたけれど(そしてそれは当たり前のリアクションなのでしょうけど^^)、大人の私は、「う〜ん・・・深い!」と唸らされた次第です。
何度でも読み返したくなる作品です。コンパクトなサイズも嬉しいです。
掘り出し物の秀作・・・一言で言えば、そうなります。