家作りを仕事にしているビーバー親子のお話なのですが、
タイトルにも書いたように、親子の発想のギャップが
とてもおもしろいです。
子供というのは新しい物が好きです。
でも大人の目から見ると、
その目新しさがおもしろいと感じるよりも、
古くからある物の定着した良さを重視する方が
賢明だとする考え方って、あるような気がします。
実際我が家でも、
子供がレゴで「こんなカッコイイ飛行機作ったよ。見て!」
なんて言って持ってきたとき、
主人から「ここをもっとこうした方が飛行機らしくなるよ」
と言われて、
「これはこういう車みたいな飛行機なの!」
と子供が拗ねてたことがありました。
子供は普通の飛行機と違ってるところを
誉めてほしかったんでしょうけど。
主人は主人で
よいアドバイスをあげたつもりだったようです。
新しいものにも古くからあるものにもそれぞれの
良さがあって、
それらを合わせたらすばらしいものになる、
現実ではそんな単純にはいきませんが、
お互いを認め合う柔軟さはほしいですね。
とくに親の方は、
子供に比べてそういう思考をする上で
頭がかたくなりがちだから、
この絵本を読むといいとかもしれません。