恐竜が好きな息子にと選んだ本です。
ジャンルで言えば、絵本というより幼年童話だと思いますが、
文はひらがな、絵がほとんどなので、絵本のような仕上がりで、
とても読みやすいです。ひらがなが読める子だったら、1人でも
読めちゃいます。音読の練習にもいいと思います。
内容は、クリスマスには本物の恐竜が欲しいという、男の子の妄想のお話(笑)
読み終えて思ったのですが、まるでうちの息子が主人公なのかと思いました。
もし恐竜がうちにいたら、あんなことやこんなことをして・・・
という妄想は傍目には楽しく、けれど本人はいたってまじめに
語っているところがとても面白く、息子にも好評でした。
この本を読み終えた後、主人公の男の子と気持ちを共有してしまった息子は、
「今度のクリスマスには、恐竜がいいな!」と言い出し、早速手紙を書いていました。
子供の純粋な気持ちがやけに微笑ましい1冊です。