おおきくなるのやめることにしたカエルくんにお父さんが説得するも、ああいい、こういう。まるでうちの子どもたちそっくり。でも、そうやって子どもは自分なりの答えを見つけ出し、成長していくんですよね。
大きくなっても遊べるとわかって、ようやくおおきくなることにしたカエルくん。これはみんなが一度は思うことなのではないでしょうか。わたしたち大人が率先して楽しく遊んで、子どもたちにこんな大人になりたいって思ってもらえたら。読み終わって、そんな風にも感じました。また、ラストの文章がカエルくん的発想で、くすりと笑えます。