日本の山形のむかしばなし 「だいこんどののむかし」
農民たちの暮らしぶりがよくわかる お話でした。 だいこんの種を蒔いたのに たった一つしか芽がでません「こりゃあ あおもの ききんだ」 この言葉に 農民たちの 暮らしの大変さが分かります。
一つの芽のだいこんをみんなで大事に世話したので 大きな大きな大根に育つのです(おおきながぶ のお話とは またちがうんです)
本当に 村人たちは おおきなだいこんを引き抜くのに 大勢で工夫します。(日本の昔話の良さを感じました!)
冬 ゆきおろしの 風がふぃいて だいこんは 大根おろしにされてしまうとおもうくだりは おもしろい!
村人も 大根を抜かず 「たべちゃなんねっ だいじに しとくことにした」
おかげで だいこんは 村人たちの暮らしを見守り 村人も おおぐらいのだいこんどのに こやしをあげていたのですが・・・・
だんだん めんどうくだくなり 「でていってくれ」というのです
せっかく大事にしてたのに 「くちゃね くちゃねの やくたたず」
なんと だいこんどのは 出ていった
二俣の 足のだいこんどの(こんなだいこん 見たこと有るので 何だか親しみわきますね)
とは 村人も変わってしまった。(いやな予感が・・・)
やっぱり 村は 嵐や 大雪に 困るのです
「かえってきてくれ」 といっても 遅かりしゆらのすけですな〜
日本の昔話の おもしろさと同時に 人間へのメッセージが込められているのですね!