とても衝撃的な絵本でした。
何年か前にも読んだのですが・・子どもも大きくなってこの絵本の内容が本当によくわかってきました。
『あのこと いっしょに おらんほうが ええで』
誰かが言ってた。
あのこっていうのが誰でどうしてこんな風に言われているのかわからないのです。
でも・・ひとりがふたり・・ふたりがよにん・・と
『聞いたんやけど・・』『誰かが言うとった・・』
こんなふうに言葉が伝えられていく・・だけの展開なのですが、
ページいっぱいに描かれた顔と言葉にかなりショックを感じた子どもたちでした。
『いじめやん・・』
『いじめ』というのがなんとなく分かる年になりこの本の凄さもわかってきたのだと思います。
『あのこに聞いたらええやん・・』この一言を言える子に育って欲しいと思います。