転校生のジュリーは、はじめて学校に行く日、不安でしかたなかった。
新しい友達できるかな?
お姉さんが、友達作りにと、お菓子をもたせてくれる。
バス停のベンチに座っている男の子の横にもお菓子が。
ジュリーは自分のだと思って、食べるが、男の子も食べる。
二人は無言で食べる。
ジュリーは自分のだと思っているから、男の子が何も言わないから、「おかしどろぼう」と思ってしまう。
お昼になって、お弁当と共に入っているお菓子をみつけ、間違いに気付き、きちんと誤って、友達になれたお話です。
私は、このお話がすごく好きになりました。
子供の心の優しさ・不安さ・怒り・・・
いろんな感情が、言葉にはでずとも、伝わってくる、感動のお話です。
読み終わった後、心が暖かくなりました。
我が子供にとっては、
「学校にお菓子を持っていったらいかんのに」
外国ならではのお話ですから。
我が子供には、ちょっとはやかったかな?
もう少し大きくなったら、もう一度読んで欲しい一冊です。