節分の時期に読みました。
季節の行事のイメージを子どもにわかりやすく伝えるのにピッタリの絵本です。
まめまきこびとが、たぬきさんを助けるために、自分の髪飾り(実は豆?!)を使ってあげる様子が感動的。
特に、鬼を退治するためだけでなく、家の中に福を招くためにも使ってあげる様子に、こびとの友達を思いやるやさしさを感じました。
そして最後の展開に、「よかったね!こびとさん!」と、息子もほっと一安心。
節分の当日を前に、鬼がきて、やっつけるイメージトレーニングや、
豆まきの豆のもつ力について、子どもなりに感じることができたようでよかったです。
実際の節分当日、鬼を怖がって泣き出して、へっぴり腰で豆を投げていました。そして、息子の一言。「家にも、小人さんが助けにきてくれたらよかったのにね」だそうです(笑)
それだけ印象に残った絵本だということでしょう。