行事こびとシリーズはたなばたをきっかけに知りました。伝統行事が、年少の子にも分かり易くイメージできるような作品シリーズだと思います。
特に、「まめまき」「おにをおいはらう」という行為に偏りがちな「節分」を、それだけにとどまらず「あしたはりっしゅん はるがくる」に始まり、ラストの立春の日のおとずれにわたって、四季のある国、日本人が持っている感性に触れているところがすばらしいと感じました。
子どもたちに伝えていきたい、大切なもの…その根幹をしっかりと感じとることが出来る作品ですね。
ただ…2歳の娘は「おにがくるからこわい」と、ちょっと怖がっていましたが…。
育児サークルでも紹介したいのですが、版形が小さいので集団読み聞かせにはちょっと厳しいかな…。それが少し残念。