上から読んでも下から読んでも同じ回文や早口言葉、文字の並び替えに同音異義語などの言葉遊びがいっぱいの本です。
絵を描いているのは『でこちゃん』でお馴染みのつちだのぶこさん。
「おつかい かつお(お使いカツオ)」や「「ふうとう かう とうふ(封筒買う豆腐)」といった、普通ではちょっとありえない状況の回文も、つちださんの手にかかると不思議と違和感がなくなってしまうのです。
つちださんの作品によく出てくるお相撲さんなども登場しているので、つちださん好き人にはそのあたりも楽しめます。
95Pあって、絵本というよりは児童書なんですが、幼稚園児でも楽しめると思います。