小学4年生の読み聞かせに使いました。
何冊が読んだ中で、一番面白かったと好評でした。
ジークの気持ちが子供達の気持ちに近いのかな?
最初は、ジークのハーモニカを聴いて「さすが、私の息子!」と絶賛してくれた家族。
でも、そのうち、高いびきをかいて寝てしまった家族に対して、「いつも僕のことを愛しているって言っているくせに〜」とか「これが家族なのか〜」と嫌気がさして家出してしまう気持ちとか、共感できる部分があるのかもしれません。
それから、子供達の大好きな冒険話。
一人でいかだに乗って川を下っていくあたり、これからどうなるのかとわくわくします。
悪い野良犬3匹組につかまって、絶体絶命の大ピンチ。
これを切り抜けられたのは、なんとハーモニカのおかげ。
でも、このハーモニカは、ゴミ収集車が、偶然、ジークの前に落としていったものなのですから、不思議です。
最後は、無事に家に戻れて、子供達もほっとしている様子でした。
そして、その後の、ハーモニカとジーク。
感心している子も、多かったですよ。