子どもたちに読んでもらいたい本の1つになりました。
山でかごをつくり、それを満月の夜にさおにかけて町に売りに行く人々がいたことを、この本で初めて知りました。
そして、これらの人々が、街の人々の偏見に耐えていたことも。
この本では、かご職人のお父さんをもつ息子が、初めてお父さんとかごを売りに行き、街の人々の冷たい声を聞きます。だれのことを信用していいのかわからなくなる息子。でも、そこで、かご職人の仲間がいいます。「風はみている」「だれを信用できるか、ちゃんとしっているんだ」と。この言葉に、息子は、風がえらんでくれた人になりたいと思うのです。
自然は、なんの隔たりもなく、みんなを平等にみてくれている。その力を信じてわたしたちは生きていくんだ。このことを教えてくれた本に感謝します。