4年生のクラスでよみきかせしました。
ちょうど、世界の文化や生活の違いについて学び始めた頃のようで
子どもたちもこの絵本の中に出てくるいろんな国の生活スタイルや
それに伴った赤ちゃんのおんぶや抱っこの違いを食い入るように
見ていました。そして、「日本ではおんぶに抱っこというより
ベビーカーで移動したり、家事をするときにはゆらゆらベットに
ねむってたりして、抱っこやおんぶしてるお母さんは
見かけなくなった気がする。」と子どもたち。そうですね。
私自身も、娘を出産したときにはまだショッピングセンターなどでも
赤ちゃんを乗せられるショッピングカートもなく、娘を抱っこ
しながら買い物をしてたのですが、息子の時にはそれがそろってて
「便利だな〜」って感激したものです。ところが、子供を育てる上で
おんぶに抱っこは肌と肌のふれあいでとても温かい時間を過ごす
貴重な時間かも知れないですね。
本来の生活スタイルを通して、子供とのふれあいを感じる時間を
過ごすことの大切さを感じる絵本でした。