山に住んでいるおさるさんが、ちょうを追いかけ歩き出したのをきっかけに、
てくてく歩いて街のビルの屋上まで登ります。
綺麗な夕日を見て満足したおさるさんは、山に帰っていきます。
そう、ただおさるさんが歩くだけの絵本なのですが
絵が素晴らしい!見所いっぱいです。
おさるさんの表情、それを見守る人間の表情、
シーンごとにがらりと変わる背景、
それになにより夕日の美しさ!
おもわずおさるさんと一緒に「ふーん」と言いたくなります。
息子も気に入ったようで、何度も読んでとせがんできます。
たまに一人でじーっと絵を見つめてることも・・・。
難を言えばちょっとおさるさんが怖い感じがしますが、
お勧めの絵本です。