大判サイズに映える美しい桜の絵本です。
舞台は東京の下町、浅草辺りでしょうか。
馬がいて、紙芝居屋さんもいます。ちょっと昔の日本ですね。
その時代、私はまだこの世に生まれていなかったはずなのですが、
なぜか懐かしいと思える風景ばかり。
桜が咲いて、その下に集う様子は今と何も変わりませんが、
こんなに桜の存在が気になるのは、日本人だから。。なのでしょうか。
絵がとにかく美しく、子ども達も見入っていました。
「また来年ね」と潔く舞い散る花ふぶきには見惚れてしまいます。
今の時期にピッタリな絵本でした。