私自身が山本孝さんの絵が大好きなのでこの絵本を選びました。細かいところにも目が行きとどいた山本さんの絵がこの絵本でも炸裂していました。とても穏やかな話で読んでいてとてもほっと和めました。そして、主人公!主人公が干しイモと干し大根というのがとても斬新でした。それぞれの主人公が自分の魅力を分かっていている所は素敵でした。最後のお茶と一緒に登場する主人公は実に堂々としていて素敵でした。食べ物を大切に食べようと思える絵本です。食べ物が出来るまでの過程も自然と学べるので良いと思いました。もっと食べ物を身近に感じ興味が出る絵本です。