ぽかぽかとした、ある秋の日。
お寺の縁側に干されて、「ぬ〜くぬく」としながらおしゃべりしているのは、干し大根と干し芋。
しかも、どこかののんびりとした方言(四国?)で、自分がどんなに美味しいか!の、自慢ごっこ。
干し大根も干し芋も、自分がこれからいろんな食べ物に変身して、みんなに「美味しい!」と喜んでもらう期待でワクワクしながら干されています。
お寺の和尚さんの、ゆったりとしたスローライフ。
そして、お日様の恵みをたっぷりと受け、収穫した時とは違う美味しさを生み出していく、スローフード。
「ぬ〜くぬく」とは、なんとピッタリなタイトルでしょう!