先日のお話会で おこんじょうるりを 素話で聴きました。感動して涙しました。
図書館で見つけて 読んでみました。
イタコのばばさまは 占いをして暮らしているが、年をとり しかも目が見えない、 身よりもなく淋しく寝込んでしまった、そこへ狐がやってきて ばばさまの家の、おかゆの残りを食べている、 元気ならば、ばばさまは、追い出したところだが、ばばさまはねこんでまた、年もとったので 一緒に暮らすのです。
井上洋介さんの絵は、このお話にピッタリですね!
一枚一枚の絵には、落款が押してあり、アートそのものです。
お話も、 長いですが、読み出すとす〜とお話の世界に入ってしまうのは不思議ですね。
浄瑠璃で、聴けばさらに情景が目に見えてきて涙があふれるように思います。
ばばさまの身代わりになって 死んでいった おこんぎつねを抱きしめて、あふれんばかりの なみだを流すばばさま もらい泣きしました。
ばばさまは、おこんにおしえてもらった 浄瑠璃を歌って直そうとするのですが・・・・・
おこんは ばばさまの 腕の中で冷たくなっていくのです。
悲しいお悲しですが、ばばさまときつねのおこんは、幸せに暮らしていたのです。
出会いと 別れ この二つが隣り合わせなのも 悲しいけれども 現実なのが、悲しいです・・・・・
大人向けのお話だと思いますが 高学年の子供にも伝えたいお話ですね!
一人で読むのも いいと思います
私は 浄瑠璃で、是非聴きたいお話です!