春の花でたんぽぽはお日様の子どもって言われているんですが。
工場のけむりにお母さんたんぽぽは苦しんでいるんです。
たんぽぽの子どもわたげは、気持ちの良いところ目指して飛んでいくんですが・・・
かぜの少年に助けられて、みんなとはぐれたわたげを鳥たちから守ってくれるんですね。
なにげなく私たちは野の花をみて楽しんでるんですが・・・私は野の花が好きなので、この絵本で、ああ〜よかったねと胸をなで下ろす思いでした。
津田さんの絵は、夢の中のような淡い色合いです。
子ども心にタンポポのわたげの気持ちが判るのでは?
{たんぽぽは たんぽぽは
おひさまのこどもです
夕方におはなをとじてねむります
あさがきて あさがきて おひさまのおこすまで}
これはなつかしいたんぽぽの歌です。
絵本を読みながらついつい 歌が口から出るのがふしぎ。