表紙の真っ赤な色と、大らかでかわいらしい挿絵に惹かれて手に取りました。
ストーリーも、料理が不得意な公爵夫人がケーキをつくったら?という、ユニークでかわいらしい内容です。
13にんのおひめさまのなかで、一番おちびのガンヒルダをなだめるシーン。公爵さまの「なんなら あたらしいおかあさまを みつけてこようか」というセリフには、思わずわらってしまいました。
一緒に読んでいた3歳息子と5歳の娘は、くものように膨らんだケーキをみんなで食べるシーンで、一緒にもぐもぐやっていました。絵本の中のみんなと同じように、お腹がふくれていくようでした。