谷川俊太郎さんと和田誠さんが、大人遊びしながら作ったしりとり絵本です。
日本語だけでなく英語も出てきます。
「原子爆弾」なんて言葉が出てきて、「ん」で終わりじゃないかと思ったら「男性」と続きます。
「ミッチ・ミラー」などという人を覚えている人はシニア世代でしょう。
単語ばかりでなくて文も出てきます。
最後に「る」を受けて独り言で終わるという、家で一人飲みしている時の戯言のような、掟破りのようなしりとりです。
毒気とペーソスがあります。
今の自分をステージにして試みると、結構楽しく酔えそうな、悪酔いしそうなしりとりです。
きっと谷川俊太郎さんと和田誠さんは、あっちの世界で戯れ合っているのでしょうね。
蛇足のように平野レミさんの元気な姿が浮かんできました。
佐野洋子さんも死んでしまったし、岸田衿子さんも亡くなっています。
谷川さんと和田さんから連想ゲームも、大人遊びの世界かも知れません。