夏の畑の盛り時。
まだまだ固くて緑色のトマト姫が困り顔。
幹から降りて、なくしたみたい。大切なかんむり。
トマト姫は、かんむりを探しに……。
我が家も家庭菜園を楽しんでいます。サクランボが終わって、薔薇が終わりかけ、プンゲンスホプシーの新芽が出揃い、ラベンダーが「どうよ!今年も綺麗でしょ!」ってすましている時期に、きゅうりくん、いんげんくん、トマトさんが実を付け始めます。
土おこし、植え付け、水やり(EM菌+黒蜜+お米のとぎ汁)、雑草取りは私担当。収穫は夫と息子。これがホントの“おいしいとこどり”です。
トマト姫が、かんむり探しに出かけていって、作物の足元がクローズアップされているのが、目新しい感じがしました。とかく、人の目は実のなる上に目線が行きがちですが、トマト姫のサイズのおかげで、ほかにもたくさんの「小さな世界」が見られます。
当時息子のお気に入りは、“ひねくれキュウリ”でした。何度も見ては、笑っていました。静かになったなと思ったら、畑に出て、同じ形のきゅうり探しをしていました。
わたしは、マジックインキで顔を描いてみたくなりました。今年やってみようかしら。
家庭菜園を親子で楽しんでいる方だけでなく、土いじりは苦手という方にも、お薦めします。