話題
ちょうおもしろい

ちょうおもしろい(フレーベル館)

超おもしろい、腸の世界を探検しよう!

  • 笑える
  • 学べる

トマトひめのかんむり」 夏の雨さんの声

トマトひめのかんむり 作:真木 文絵
絵:石倉 ヒロユキ
出版社:ひかりのくに ひかりのくにの特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2007年05月
ISBN:9784564018220
評価スコア 4.06
評価ランキング 27,196
みんなの声 総数 15
「トマトひめのかんむり」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く
  • 今、畑では夏野菜の収穫が始まりました。
     夏野菜といえば、キュウリ、ナス、ピーマンがなんといっても代表格。
     いえいえ、もっと人気のあるのが、この絵本の主人公にもなっているトマトかもしれません。
     トマトといっても大玉トマド、中玉トマト、それにミニトマトと品種は豊富で、栽培としては大きくなるほど難しいといわれています。
     その点、ミニトマトは栽培もそれほど難しくありませんし、たくさん採れることから、家庭菜園でも喜ばれる夏野菜です。

     この絵本の主人公の「トマトひめ」ですが、他の仲間たちの実の生り方からみると、大玉トマトのように思えます。
     それに「おおきなトマトのかぶ」とありますから、大玉トマト説がさらに濃厚になります。
     子ども向けの絵本といっても、そういう表現はおろそかにできません。
     それがよく出ているのが、キュウリの描き方。
     この絵本ではちょっと恐い顔で描かれているキュウリは、形状もしょくれた感じで「ひねくれたキュウリ」と書かれています。
     子どもたちが日ごろスーパーや八百屋さんで見かけるキュウリはまっすぐな、とってもいい子のようなものだと思いますが、家庭菜園などできるキュウリはひねくれることといったら。
     恐い顔をしているかどうかはわかりませんが、「とげとげだらけ」というのもその通り。
     なので、この絵本は正しい。

     ただひとつ、かんむりを残して落ちてしまったトマトは枝には戻りません。
     では、どうするか。
     やっぱり、いただきます。

    投稿日:2019/06/30

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「トマトひめのかんむり」のみんなの声を見る

「トマトひめのかんむり」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

はらぺこあおむし / いないいないばあ / きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / おつきさまこんばんは / ぐりとぐら / ねないこ だれだ / くだもの

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • 星の子ども
    星の子ども
    出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
    グリム童話「星の銀貨」の世界をバーナデット・ワッツが描きだす。色彩豊かな美しい絵が名作童話の魅力をひ


絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

みんなの声(15人)

絵本の評価(4.06)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット