葉っぱに始まり葉っぱに終わる、一風変わった写真絵本。
どのページもみな表情の違う、穴のあいた葉っぱ。
楽しそうだったり、悲しそうだったり…。
眺めているだけで、心が和みます。
百枚百様の葉の表情を、よくこれだけ見つけたものだと感心しながら楽しみました。
小2の息子が、夏休みに借りてきました。
数日後、庭で遊んでいた息子が飛んできました。
「ママ見て!『はっぱじゃないよぼくがいる』だよ!ね!」
という息子の手に、穴のあいた愛らしい葉っぱが。
ホントだね!と、こちらまでなんだかうれしくなりました。
子どもの感性まで豊かにしてくれる、姉崎さんのセンスに脱帽です。
落ち葉の季節到来で、わが家の庭にますますたくさんの「はっぱじゃないよぼくがいる」を発見できそうです。