私も小さな頃読んで感動したお話でした。
3歳のころ、まだ娘には早いかと思って読み聞かせたら、案の定、反応なし。
それから、しばらくたってもう一度読み聞かせようとしたとき「その本いやだな」と言ったのです。「どうして」と尋ねると「だって、悲しいから」
3歳の子どもをあなどってはいけないなぁとつくづく思いました。最初は、悲しいを表現できなかったのかもしれません。
今まで、自分の周囲に悲しいことがあれば、泣いていましたが、自分から離れたことに関して、想像するのは難しいようでした。
それが、悲しいお話はつらいなと思うようになったんだなぁと、彼女の心の成長を実感しました。
その後、何度か読んだら「馬頭琴って、どんな楽器?」
これは私も見たことがないので、「いつか見られたらいいね」と言ったのです。
そうしたら、二週間後くらいにテレビでモンゴルを特集していて、なんと馬頭琴がでてきました。
おかげで、娘と二人、その音色をたのしめました。
こういう不思議な偶然ってあるんだなと思いました。