子どもが幼稚園で借りてきました。最初はおばあちゃんがどこかへお出かけする話なのかなと思っていたら、ぜんぜん違っていました。おばあちゃんが痴呆になりだんだん家族がわからなくなっていき、最後は施設に預けられて亡くなってしまうというお話です。高齢化が進むこの世の中、どこの家にも起こりうる話です。この物語の主人公はそれでもおばあちゃんが大好きだったよという思いを伝えています。5歳の娘にもなんとなくわかったのか読み終えたあとはちょっと悲しそうな顔をしていました。難しいテーマの本だとは思いますが、読んでみて欲しい本だと思いました。