くだものむらシリーズの中で一番好きなストーリーです。
楽しい、愉快なだけでなく、ともだち、仲直り など考えさせられるテーマがある点が好きな点です。
いつも二人はとっても仲良し。でも仲が良いほど喧嘩するということは子どもの日常にもよくあります。
けんかをして、それぞれの家に帰ってしまうけれど・・なんだかとても後味が悪い。
そんな経験、誰しもあるでしょう。
喧嘩なんてしなければよかったなー・・一人で遊んで、初めて気づく気持ち。
その気持ちに気づけたことだけでもとっても素敵なことです。
次の日、両方の道からやってきた二人が出会うシーンが良いですね。
あいたたた・・でもごめんね。
大切な友達とはやっぱり仲良しがいいですね。
ごめんねは素敵な魔法の言葉。
けんかしても、この一言が言えたら、このさくらんぼさんたちみたいに最後は らん らん らん の気分になれることを教えてくれました。