表紙の裏に、ストーリーのスペイン語訳がついていたのが購入のきっかけです。スペインに友だち親子が引っ越すのでプレゼント用にと考えました。といっても、この絵本はボリビアのラ・パスに住むヒセラという女の子の話です。ヒセラは、窓べでお祭りに一緒に行く友だちを待っています。
子どもには国境も人種もなく、自分と同じ子どもです。大人が偏見を植え付けなければ。絵本だとたった5分ぐらいで、違う文化で暮らす子どもと地続きになれるのだなあとこの本を読んで感じました。書いていて気付きましたが、そう、絵本の楽しみの一つは、日本以外の文化にも出会えるということなのです。