表紙を見て『りんごのき』のコンビかなと思いました。
お父さんがなくしたナイフをマルチンが探します。お父さんがナイフを落としたというのは、かしの木ということでマルチンがかしの木を探します。
絵本によくある繰り返しですが、ナイフを探すちょっとした謎ときのような趣もありますし、
いろいろな木が出てきますのでロシアには、ああこんな木があるんだということもわかります。
マルチンと同じ目線でナイフを探せそうな。
絵もほのぼのとしてかわいいです。
松は日本でもありますが、日本的な松とは絵の感じが違い、ああこんな風と思ったのでした。
繰り返しを好んだり絵をじっと見る時期に『りんごのき』と共にお子さんに読んであげたい本です。